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第3回和紙製造工程体験研修会

2024.04.05
大東化工SDGs コミュニティとイノベーションチームは「ダイトー謄写技術資料館」を通じて伝統文化を広く伝え、これからの新しい産業技術の発展に繋げていくことを取り組みの目標としてます。
大東は和紙の原料商として創業しました。
普段はなかなか触れることのできない原点の和紙の歴史や文化を学ぶ社員研修会を行いました。

午前は美濃に工房を構えるコルソヤードさんを訪ねました。
コルソヤードさんは和紙の原料になる楮を栽培するところから紙漉きの工程まで全てを行っています。

和紙原料作り工程の一部、楮の皮剝とたくり作業を行います。
たくり作業のときには白い和紙を作るために皮の黒い部分をなるべく残さないようにしないといけません。
紙を一枚作るためにどれだけの労力を費やすのだろうか。
いざ作業をしてみると、和紙への価値観がかわり、知識を得ることにより物の見方が深まる実感をしまいた。

お昼からは美濃の和紙の里会館にて和紙のメインイベント「紙漉き」です。
様々な工程を経て原料が作られてやっと漉く工程にたどり着けると思いを馳せながら漉桁を握り指導を受けます。
難しすぎる。当たり前ですが、難しいです。
原料作りと紙漉き体験後改めて和紙の里会館の展示を見物するのは贅沢な時間です。

実際に現地へ出向きそこに携わる人たちと会話をしながら体験できたことはとても貴重な研修会となりました。

お世話になった皆様に感謝申し上げます。
たくり作業
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